Wii値下げ発表-今後について考える-

任天堂は、10月1日よりWiiの価格を25000円(税込)から、20000円(税込)に値下げすると発表しました。

2006年12月2日に発売されて以来、『Wii Sports』や『Wii Fit』などのヒット作に恵まれ、世界での出荷台数は5262万台、日本国内でも817万台となっています。一方で、苦戦してきたXbox 360PS3が相次いで値下げに踏み切り、任天堂がどのような対応を取るかが注目されていました。

任天堂では価格改定により更なる拡販を目指し、多くの方にとっての「取り巻く人々を笑顔にするマシン」を目指していくとしています。
http://www.inside-games.jp/article/2009/09/24/37799.html
INSIDE

任天堂は2009年9月24日、同社ホームページ内で10月1日にWiiの本体価格を改定することを発表した。現在の25000円[税込]から5000円値下げとなる20000円[税込]で販売される。

Wiiの国内累計販売台数は2009年6月末の時点(2010年3月決算期第1四半期終了時点)で、817万台(全世界合計5262万台)となっており、さらなる拡販を目指すために価格改定に踏み切ったとのこと。「Wiiが更に多くのお客様にとって「取り巻く人々を笑顔にするマシン」になれる様に努力をしてまいります」(リリースより)としている。
http://www.famitsu.com/game/news/1227832_1124.html
ファミ通.com

前から噂されていたWiiの値下げが正式発表されました。

25000

20000

この速報はいろんな所でもう書かれているので、
僕は「これからWii」の事について語ろうと思います。


先ず発表のタイミングについて。

任天堂の岩田社長は、値下げしても効果はわずかという理由で(他にもありますが)
今まで値下げはしませんでしたが、
今回の値下げは、PS3、XBOX360の影響を受けた結果だと思いますが、
他にもイイタイミングがあったのになぁ~と思います。

先ず、Wiiの課題の1つとして、「コアユーザーの取り込み」がありました。
それなら「モンスターハンター3(トライ)」と同時でも良かったなと思います。
なんせ、Wiiの売上も上がった訳で、購入者の多くはWii未経験者と読みとれますから。
と言うことで、本体同時購入で約3万円と言う訳です。
ただでさえ、ライトなWiiで入りくいハードですから、ここで下げれば効果は大きかったハズ!

でも、その時はまだ他機種との差があり余裕で、勝ちハードが値下げしてたまるかみたいな
考えがあったと思うと少し納得してしまいますが。


次に値下げしないといけなかった理由について。

ご存じかと思いますが、PS3と360はHD機で、WiiはSD機と
1世代遅れてるのですよね。

そりゃ、たった5千円の差でHD機のPS3が出来れば、
まだ据え置き機持ってなかったとしたら、ソフト1本我慢してPS3買っちゃうわw

つまり値下げをせずるをえなかった訳ですね。


値下げすることでの利点

この値下げ、「Wii Fit Plus」(以下Plus)と同じタイミングなんですよね。
「Plus」は既に「Wii Fit」を持ってる人は破格の2千円なのですが、
まだ持ってない人は9800円なのですよね。
Wii未所有の人から見ると、値下げ前のWii+普通のソフト1本
な感じでちょっと購入しやすくなったのかなと思います。

まぁ、コアユーザーにはほとんど意味ないと言う。
でも、「モンスターハンター3(トライ)」がギリ買えなかった人が買うかも?
あー、でもライト、コア関係なくソフト不足が響くなぁ。

・・・と言う考えですが、最後に今後発売予定のWiiソフトは
「Plus」の他に、大きいタイトルは「NewスーパーマリオブラザーズWii」しか見当たりません。
まぁ、カンファレンスで何か発表されるのは間違いないのでそれは期待します!

出るとしたら何でしょうかね?
星のカービィWii」が濃厚でしょうか?
2008年発売予定で、その年に特に発表なくひっそりと延期されましたが、
去年を目標にしていたなら今年発売される可能性が高い!
・・・と思うんだけどなぁ。

DS「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」は100万本販売してるので、
影響力は大きいハズです。

あとは分かりません。とにかくカンファレンスはいつやるか知りませんが、
終わってからまた考えたいと思います。